こんにちは、&leather です。

12月に入りました。師走気分的にも毎日バタバタとしておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

早めに大掃除を始めたりする方もいらっしゃると思います。

しまい込んでいた靴やカバンも出てくるかもしれません。是非状態を確認してあげて下さい。これなおしたら使えるかも?と思ったら、お気軽にお問い合わせ下さいね。

前回、前々回と、靴とカバンのぶつかりやすい部分の話をしました。

今回もぶつかりやすい部分シリーズです。

靴のアッパーのカカト部分です。

つま先の時もお話しましたが、やっぱりかかとも後方に少し出っ張っていて物にぶつけたり擦れたりしやすいものです。

街を歩いていて後ろから来た人に偶然とはいえ靴を蹴られたりも稀にあります。

因みにブログ担当は自分の歩き方の癖で自分の靴のカカトの部分に自分の靴のつま先をぶつける事が多く、カカトのアッパーもヒールも傷つけることが多いです…(笑)

こちらも、傷や擦れが軽度のものならポリッシュで色のあるクリームを入れれば目立たなくなる場合もありますし、傷の深さや素材によっては傷を埋めて補色をすれば綺麗になります。

また、少し気をつけていただきたいものは、フラットな靴です。

フラットなパンプスやスリッポン、ローテク系のスニーカーは返りがよく履きやすい反面、ソールが薄く柔らかく、ヒールも低く、履いていってソールやヒールが減ってくるとアッパーと地面との距離がどんどん近くなっていきます。

特に柔らかなアッパーのものは履いていくうちに足の形と体重でアッパー自体も下に下がってきて地面と接触し、アッパーが擦れてきたりします。

ソールが減ってきて、カカトのアッパーがこんな感じになったことはないでしょうか。

地面と擦れてカカトが擦り切れてしまっています。

靴の作りにもよりますが、こんな感じに修理することもできます。

こちらは一度ソールを剥がし、カカトの破れ部分に皮を当ててアッパーと縫い止め、下の部分の革は釣り込んで再びソールと接着しなおします。

接着のみで付いているソールに関してはこの様に修理することが可能ですが、製法によってソールとアッパーを縫っているものは程度によって少し大掛かりな修理になる可能性もあります。

また、ソールも減っていた部分をソールにゴムをはめ込んで修理しています。

定期的にソールやリフトの減りを確認して、早め早めの対処が重要になります。

場合によっては少し厚みのあるリフトに交換するのも1つの手です。

もうこの靴ダメなんじゃないかと思いがちなダメージも、修理が可能なことも多いです。

是非一度ご相談下さいね。

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