こんにちは、&leather です。

すっかり秋になりましたし、衣替えで夏物をしまって、秋冬物を出されていることと思います。

そこで今回はレザーのクリーニングのお話です。

春夏にしっかり履いた靴、使った鞄の汚れを落とさずにそのまましまってしまうと、カビやシミの原因となりますし、そうなるといざ次のシーズンに使おうと思ったらすぐには使えないですよね。

また、逆もそうで、秋冬物を出してきたらカビや汚れですぐ使えない…なんてことも。

鞄も靴も、しまう前に一手間かけてあげて下さい。

ホコリや泥をなどの汚れを落とし、クリームも軽く入れて、しっかりブラッシングして余分なクリームを落として下さい。しまっている間に乾燥するかも…と思ってクリームをたくさん塗ってしまうと逆効果で、カビの原因になってしまいます。

ただ、どうケアしていいのかわからない場合や、汚れが酷い、スッキリさせてしまいたい、というときは、クリーニングにお出しいただくのでが一番です。

また、しまっていた靴や鞄も、汚れがついていたり、カビが生えていたり、気分的にも気持ちよく使いたい、というときも、クリーニングにお持ち下さい。

クリーニングにて汚れ、雑菌、臭いを落とし、ご希望によっては補色や染め直しをします。

ただ、ある程度の汚れは落ちますが、ものによっては時間の経っているシミや薄い色味のレザーに着いた汚れなどはある程度薄くなっても落ちきらない場合もあります。

その場合、レザーの種類や色にもよりますが、同時に補色や染め替えをすることで綺麗にすることもできますよ。

ところでレザーのクリーニングって、一体何をしているの?ということをお話していきます。

基本的にはその靴や鞄の状態によってすることは変わってきますが、ざっくり概要をお話しようと思います。

①状態の確認

②洗浄

③乾燥

④補色

⑤ポリッシュ

が、主なクリーニングの工程です。

使っていく中で気になってくる臭いも洗浄時に一緒に殺菌、消臭します。

殺菌性の高いオゾン水を使い超音波洗浄し 乾燥にはオゾンウォッシュにて乾燥。

レザーに特化した薬品 洗剤にて洗い出来る限り革の負担にならない様に汚れを落としていき、最後に素材に合わせた仕上げをします。

クリーニングの一例ではありますが、

before↓

after↓

クリーニングをしてつま先の雨じみも抜きました。

before ↓

after ↓

汚れ、シミを落としてかなりスッキリしました。

また、しまう時にも型崩れをしないように、靴にも鞄にも無理のない程度に硬すぎない新聞紙などの紙でアンコを作って入れてあげると、湿気も吸ってくれますし、一石二鳥です。

靴はサイズがあっていないシューツリーを入れて保存するとあまり良くなく、特にバネ式のもので無理にカカトを引っ張って入れてそのまま保管すると、型崩れの原因になりますので気をつけましょう。

そして、しまう時は下駄箱や押入れ、クローゼットなどの密閉された場所ではなく、なるべく見えるところや高いところにおいて下さい。

というのも、空気の動きがない、位置的に地面に近い場所だと、湿気が溜まってしまい、カビが生えやすくなってしまいます。

しまう時も少し気にかけてあげると、お気に入りの靴・鞄とより長く一緒にいられますよ。

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