すべり革腰裏トップライン補強

足の入る裏地の部分をすべり革、履き口をトップラインと言います。

擦れやすい箇所になりますので気付いたら穴が開いていたり素材が裂けている事も御座いますが、見た目同様に足触りも悪くなります。

新しい素材を充てて補修することが可能です。

POINT修理の目安とポイント

カカトの表と裏の間には芯材(カウンター)が入っています。

カウンターは靴の形を保っているものなので仮に擦れて破けてしまうと靴本来のフィット感が無くなってしまいます。カウンターは吊り込まれているパーツなので簡単に交換とはいきません。

ですので裏地が破けてしまう前に補修をして頂くのが良いかと思います。

滑りが擦れる原因としては靴べらを使わない、サイズが大きい、

紐が結べていない、踵の形が合っていない等挙げられます。

そう感じる様で有れば調整で良くなる事もございます。合わせてご相談ください。

スベリ革もトップラインも靴によって仕上げ方が異なりますので靴のデザインに合った補修方法を提案致します。

トップラインは表に見える部分ですので出来る限り色合わせをして補強しております。

折り込みパイピング切りっぱなし等処理の仕方をお伝えしますが傷み方により見た目より強度を優先した処理の方が良い場合もございます。

サイズが大きい方はスムースレザーを使わずスエード部分を表にすると少しだけ足への食いつきは良くなります。

オールソールの際ご依頼頂くと値引きが御座います。ご相談下さい。

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